実家に越して来て、そろそろ3ヶ月になろうとしている。
母の好みで、玄関の下駄箱の上が飾り棚状態になっていて、アイヌの木彫り人形やら四角い駒人形(三春駒って言うんだ!)やらが所狭しと並んでる。
多分どなたかのお土産でいただいたのを、取り敢えず置いているんだと思うんだけど。
私は全く趣味じゃないが、まあ一応母の領域と思って全く手付かずで放っておいた。
その玄関が夜間暗過ぎるのが気になっていて、昨夜、小さいライトを設置しようと、電気コードを通すスペースを作るためにアイヌ人形を少し動かした。
セミの死骸が出て来た。
えええぇ…。
あんた、いつからそこにいたんだよ!?
私が住み出したのは夏の盛りの7月末で、セミはそれこそウジャウジャ外にいたけれど、家に入って来てればまず気付かない事は無い、と思う。
奴ら、うるさいからさ。
メスは鳴かないそうだけど、羽音だけでも相当にうるさいし、飛び方も乱暴でかなり邪魔。
だから多分、私がここに住み始めるより先。
思い起こせば母が急に高熱を出してデイケアから直接病院へ行ったのは、昨年の8月。
そのまま入院になって今に至る。
と、いう事は、去年のセミか…???
なんにせよ、そろそろ3ヶ月になるというのに掃除しろよー、って話ではありますが(笑)。
セミって夏の終わりに寿命を迎えて、横たわってジーッと動かないから死んでると思って片付けようとすると急に「ビビビビビー!」とか叫び出して転げ回ったりするんで、だいたいおっかなびっくりなんだけど。
上記のような事を考えて、今回は大丈夫に違いない、とソソクサと片付けた。
…でも何となく、身体が怯えると言うか緊張してしまうのは、我ながら面白い。
片付けると言っても、羽の先摘んで窓から裏庭に投げ捨てただけなんだけど。
土に還るなり、蟻に引かれて行くなり、それが自然で一番よろしいかと。
7年だかの長い歳月を土の中で孤独に過ごし、命懸けの変態の末羽化して外に飛び出して、残りわずか2週間かそこらの人(虫)生を恋に費やす。
閉じ込められた彼の個体は、種族繁栄に参加できたのだろうか?
…あ、これ前にも同じ事書いたっけ。
そういう私が不参加だというね(笑)。
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